Cafè de Geneviève

気が向いたら

『バベットの晩餐会』

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Sandro Kradolfer

 

原作者のカレン・ブリクセン(作家名アイザック・ディネーセン)は裕福な家庭に育ち、男爵と結婚した女性。

 

映画の後半は料理に費やされている。

その中で、「うずらとフォアグラのパイ詰め石棺風 トリュフソースがけ」がある。

バベットの指先がフォアグラとキャビアを詰め込んだうずらの体をパイの中へ置き、それから頭をパイの縁に掛けるように置く。

将軍はこんがりと焼けたうずらの頭を手に取り、口元へ持ってゆく。カリッと噛んでチュッと吸い上げる。

 

そこでふと、雀の焼きとりを思い出した。焼けて真っ黒けになった姿の雀。頭がやけにつるんと黒光りしている。一番美味しいのは頭だ、と注文した人は言う。雀の体は小さいからそんなに食べるところはないが、子供の食べ物では無いと聞いた。

 

うずらと雀は違うけど、ちょっと興味深く映画をみた。