Café de Geneviève

気が向いたら

《惜春》

Masaaki Komori

 

竹内栖鳳 Takeuchi Seiho 

《惜春》

1933年(S8) 絹本着色 144.3×57.8

 

薪は一年中使う。

かまどにくべてご飯を炊く。

風呂を沸かすのにも薪を使う。

冬の間は囲炉裏で暖を取る。

 

春も深くなり

沢山あった薪も少なくなった。

その崩れてきた薪の山に

うぐいすが留まった。

地べたにはなごり雪のように花びらが散っている。

 

大坂中之島美術館 超コレクション展

2022/2/2(水)〜3/21(月)