Cafè de Geneviève

気が向いたら

小夜啼鳥

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Siim Lukka

 

その日はフィレンツェ郊外のホテルに泊まった。

そして翌朝はまだ暗い内からツアーのために早起きをし、

身支度をした。

あとは出かけるだけだった。

 

ふとまだ明け切らぬ町の景色が見たいと思い窓を開ける。

鎧戸の向こうから鳥の美しいさえずり。

見失ってはと思い急いで戸を開けたが

まだ暗く沈んだ景色の中に姿は見えず

届くのはただ鳴き声のみ。

 

霧のミケランジェロ広場の

石の手すりの向こうには

フィレンツェの街並みが微かに朧に見えていた。

 

 

 

タチの味噌汁

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Anca Gabriela Zosin

 

タチの味噌汁(2人前)

 

タチ(鱈の白子)   好きなだけ

水          300cc

味噌         大2(味見してお好み)

葱(斜め切り)    5cm

 

1、タチを水洗いし、2cm位の長さに切る。

2、鍋に水、タチを入れ沸かす。

3、火を止め、味噌を入れ葱を散らす。

 

タチが少なくて味が薄い時は、だしを追加する。

 

 

 

 

白い美術館

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Chris Barbalis

 

何も予定が無かったのでどこに行こうかと考えていた。

だから偶然そこに美術館があることを知った。

そして何の美術館かもよく分からず訪ねて行った。

 

1Fは現代美術の作家の作品がある。

不勉強すぎて知ってる名前はなかったけれど、

さらっと見てから気になる作品とじっくり向き合った。

 

2Fはクリストとジャンヌ=クロード。

ここで彼らの作品に再び出会えたことはうれしかった。

初めて知ったのは日本とアメリカの合同作品の『アンブレラ』の時。

デパートの一角、たくさんのドローイングや写真、実際に使用したアンブレラの一部が置いてあったと思う。

日本の山間の農村の田畑に点在するアンブレラ。

あまりのスケールの大きな作品に戸惑ったのだ。

 

さらにアメリカでの他の作品のドキュメンタリーも上映されていた。

そこにはまだ若いクリストとジャンヌがいる。

完成の向こうに見えるものをひたすら追い求めるクリスト。

やがて緩やかな丘から丘へと布が続いてゆき、うたかたのように消えてゆく。

 

他に展示されていた小さな作品はクリスト自身が選んだものだった。

その中に初期のもので荒い布で包まれ麻紐で縛ってある缶がある。

始まりはこんなにも小さい。

本当のところ、彼の目には何が見えていたのだろう。

果たして自分にほんの片鱗でも見る事が出来ているのか。

謎のままである。

 

 

洋梨のジャム

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Mateusz Feliksik

 

洋梨のジャム 覚え書き

 

洋梨ラ・フランス) 1個(皮・芯除く200g)

砂糖         60g(洋梨の30%)

レモン汁       小1

 

1、縦に8等分にし、皮を剥き芯を取る。

2、等分にした梨を横にし、少し薄めにスライス。

3、鍋に梨、砂糖を入れ30分置く。

4、レモンを入れて、少し弱めの中火で混ぜながら15分ほど(アクをとる)。

5、とろみが出たら火を止め瓶に入れる。

 

とろみの弱いさらさらしたジャム。

洋梨は黄色から茶色で、触って少し柔らかいのが食べごろ。

梨は冷蔵庫には入れない。

ジャムは日持ちしない。

 

 

 

レタスと海苔のサラダ

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Dim Hou

レタスとのりのサラダ レシピ

 

レタス    1/2個

焼きのり   1/2枚

長芋     10cm  

醤油     適当

 

1、レタスは「食べやすいよう」にちぎる。

2、のりも小さくちぎる。

3、器にレタス・のりを入れ軽く混ぜる。

4、すりおろした長芋・醤油をかけ混ぜて食べる。

 

80年代の四季の味の巻頭エッセイで、ソ連邦へ行って向こうで食べたサラダが良かったと書いた女性がいた。それはそれはたっぷりのグリーンサラダにとろみのあるヨーグルトがからまり、とても美味しかった。本場風もいいけど日本ならヨーグルトの代わりに擦って緩めた大和芋をかけても食べやすい、と書かれていた。当時から大和芋は手に入らなかったのでいまだに長芋を使っている。

 

 

ビデ用タオル

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Nacho Carrtero Molero

 

イタリアのホテルに泊まる。

するとバスルームには大体ビデがある。

下半身用の洗面台という方がわかるだろうか。

お湯を張ってトイレの後に石鹸でお尻を洗ったり、汚れた足を洗ったりと使う。

そしてこのビデの後ろか近くに専用のタオルも用意されている。

バスタオルやフェイスタオルは厚地のものだが、

ビデ用タオルは綿の薄いタオルでアイロンの利いたものだったりする。

 

安いホテルに泊まった時、ビデが無かった事がある。

辿り着いた部屋は狭く、当然ながらバスルームも狭かった。

ドアを開けたら手前に洗面台、便器、奥がシャワーと縦並びの配置。

その洗面台の横にはビデ用タオルがしれっとかかっていたのである。

バスタオル等はドアの外に置いてあったのだから。

 

「ん〜・・罠?・・・」

知らない人だとうっかり使っちゃうんだろうな。

可笑しさが込み上げる。

そして生活習慣の違いをしみじみと感じた。

 

 

 

『ブラタモリ』

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Mark Basarab

 

ブラタモリ』を時々観る。

その影響か、

何かの番組やドラマで自然の山や崖が映ると

知らず知らずのうちに山肌なんかを見つめている。

さらに岩が節理になっていると

そうそうこれってあれだよね、

と思い一人ごちる。

 

こうしてまた一つ、

気になるものが増えてゆく。

 

 

 

『ザッハートルテ』

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Tim Photoguy

 

この時期に、ザッハートルテが食べたくてウィーンのホテル・ザッハーから取り寄せした事がある。まだまだクリスマスには早い時期だったけれど、むしろ混まなくていいかなと。

Googleでホテル・ザッハーのHPを丸ごと日本語翻訳にし、注文の仕方を丁寧に説明しているブログも見ながら、慎重に英語のページに入力する。そしてせっかく頼むのだからと二番目に大きいのを注文した。

 

一週間くらい待ったらそれはやってきた。手にした箱は結構ずっしりとしていた。

最初の包装を取る。臙脂のシックな包装紙に金のリボン。それを丁寧に剥がす。

焼印の押されたしっかりとした木箱に入ったケーキは、フィルムで覆われ動かないよう角に紙の仕切りで固定されている。

引き上げ用のつまみを持ってケーキを取り出しフィルムをめくると、厚いチョコレートに覆われたザッハートルテが現れた。これが本物なのねとしばし眺める。

チョコレート部分が厚いので、お湯で温めた包丁でゆっくりと切っていく。そして切り出したザッハートルテをお皿にのせた。

 

お供はコーヒー。

しっとりしたチョコレートスポンジにアンズジャムのこっくりとした味。厚みのあるチョコレート。好みだった。砂糖無しのホイップクリームはこの時失念。

結局数日かけて大切に食べた。

 

 

 

キーマカレー

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Taylor Kiser

キーマカレー覚え書き

 

肉         200g

みじん切り玉ねぎ  100g

水         50cc

カレールー     2人前

 

1、玉ねぎを炒め、薄い茶色になったら火を止め、蓋をする。

2、肉をスライスしみじん切りにして、フライパンに加えて炒める。

3、水とルーを加え混ぜて煮る。

 

玉ねぎと肉を同じサイズにするといい。

ひき肉100g:肉100g

ルーは1.5人前を入れてから、残りで微調整。

レーズンを入れてもいい。