ドラマ『大奥』第一回 八代将軍吉宗・水野祐之進編
By 橋本(楊洲)周延, wikipedia,Public Domain, Link
よしながふみ原作の『大奥』を観た。
吉宗が浜辺を馬に乗りながら疾走するシーンは、松平健の吉宗を彷彿とさせるかっこよさがあった。富永愛が言うには、いつか時代劇に出たいと思い、殺陣や乗馬を習い機会を待っていたんだそう。
中島裕翔さんが松岡昌宏君にちょっと似ているところもなかなか良かった。
吉宗は大奥の御鈴廊下に御成になった時に水野と出会う。きっかけは吉宗が着慣れぬお引き摺りに足を取られつまづいたのを笑った者がいた。誰じゃと問う吉宗に、怯えて誰も名乗りを上げない。そこで水野が義侠心から自分がやったと言ったことだった。
つまづく前に吉宗の足先がupになるのだけれど、足袋のサイズが合っていなくてちょっと惜しい。将軍なので皺ひとつないキリリとした足先を望みたいところ。
TVがハイビジョン・2K・4K・8Kと映像の美しさが強調されていくほど、物の質感がより伝わるようになったと思う。『ダウントンアビー』が人気があった要因の一つに、出来る限りの本物が使われている事だという記事を目にした事がある。さもありなん。
幸い原作の漫画が、netで試し読みができるのでより深い話がわかり物語を楽しむ事ができた。