Café de Geneviève

気が向いたら

『エンター・ザ・ミュージック』20230225

                               Yevheniia           -unsplash-

 

『エンタ・ザ・ミュージック』2月25日放送

ベートーヴェン 交響曲第7番

東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団

2020年6月26日、第335回定期演奏会(無観客YouTube

指揮 藤岡幸夫 

 

「音楽はお好きですか?」の言葉から始まる音楽番組。

司会は指揮者の藤岡幸夫、テレビ東京アナウンサー角谷暁子。

 

今回は2021年2月26日に放送した分の再放送。

この回の時のアナウンサーは繁田美貴。ゲストは音楽構成作家の新井鷗子。

リハーサルと本番をトピックで取り上げる。

第一楽章 

新井:リズムの曲と言われているけど歌だと思う。

藤岡:ある時、これは歌なんじゃないかなと。若い頃はリズムだリズムだとやっていたんだけれど。

第二楽章

藤岡:ノッテボーム著の『ベートーヴェニアーナ』には他人の指揮の楽章が早いと。それは自分が書いたメトロノームが早すぎたと言っている。

第三楽章

新井:この楽章を歌うって初めて。

藤岡:彼は嬉しくて仕方なかったんでしょう。スキップしているみたい。

第四楽章

新井:J POPとかに通じるような裏打ちにアクセントがある。

 

歌ってますねと新井さんの鋭い分析に藤岡さんが(何も言ってないのにわかったなんてと)びっくりしていた。なるほど歌っているのかと思うとまた見える景色がガラリと変わった。

この頃のベートーヴェンは永遠の恋人の存在があったりと何かと幸せな時期だったらしい。

それがこの曲に溢れというか、気持ちが溢れ出たからこの曲が出来たのかも。

そしてメトロノームはこの頃発明されたもので、ベートーヴェンは積極的に使用している。

 

この曲は『のだめカンタービレ』のオープニングに使われていたので、いまだにのだめと真一のシーンを思い出す。