Café de Geneviève

気が向いたら

日本映画『駅 STATION』

robin inizan

『駅 STATION』

監督:降旗康男

脚本:倉本聰

音楽:宇崎竜童

1981年、東宝映画、132分

 

三上は桐子と一夜を明かす。

桐子、支度をしながら

桐子「ねぇ。私、声大きくなかった?前に言われたことがあるから・・・」

三上「いや」

三上の心の声「樺太まで聞こえるかと思った・・・」

 

心に沁みるような台詞が多い中、

この「樺太まで...」。

300キロも先である。

男っていうのは大人になっても、

案外大袈裟な生き物のままなのだ。

 

可笑しみを感じながら

ふと、倉本聡の脚本の台詞なのだろうか。

高倉健はなかなかお茶目な人だったらしいので

もしかして...。

などと思ってみる。